京都の世界文化遺産17か所|見どころダイジェスト紹介!

京都の世界文化遺産

京都の世界文化遺産は「古都京都の文化財」と総称される17か所の寺社・城郭で、基本的に国宝建造物・特別名勝の庭園で構成されています。1994年登録。

次にどこ行こう?と迷った時は、世界文化遺産の中から選ぶのもおすすめ!

創建年の古い順番に、見どころを300字程度~にまとめました。
ちょっと詳しい関連記事は現時点で9か所。少しづつ追加更新する予定です。

※世界文化遺産は京都市全域にわたって点在しています。
拝観は行事で制限される場合や、季節により拝観料や時間が変わる場合がありますので事前に公式サイトでご確認ください。

・賀茂別雷神社(上賀茂神社)

上賀茂神社参道

京都でもっとも古い神社。気持ちよく空に開けた印象的な表参道や、清らかな小川のせせらぎ。境内全体が神聖な空気に包み込まれている霊験あらたかなパワースポットです。

上賀茂神社の歴史は日本の建国神話にさかのぼります。ご祭神、賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)の御神威による、厄除(やくよけ)・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。本殿(国宝)は、神職による案内付きの特別拝観が可能です。

縁結びで有名な境内摂社「片山御子神社」、近隣には、カキツバタが美しい境外摂社「太田神社」、社家町(神職の住宅が集まる町)の清浄な街並みなど、見どころ盛りだくさんです。日祝・神事のある日は、美しい白馬「神山号」もご出社。

賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)/通称:上賀茂神社
・境内参拝無料/5:30~17:00
・本殿特別参拝/大人1名 500円
 10:00~16:00(土日祝16:30まで)
・白馬「神山号」/日曜・祝日・神事のある日
 9:30~15:00
※祭典等により変更あり
賀茂別雷神社 公式サイト

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門前菓子、神馬堂の「やきもち」も要チェック。売り切れ終了なので午前中早めに行きましょう!

・賀茂御祖神社(下鴨神社)

下鴨神社

上賀茂神社に対して下鴨神社と呼ばれる、京都でもっとも古い神社の一つ。境内に広がる神秘的な「糺の森(ただすのもり)」は、美しい景観を愉しめるパワースポットして親しまれています。

本殿(国宝)は2つあり、上賀茂神社ご祭神の祖父:賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が西本殿、母:玉依媛命(たまよりひめのみこと)が東本殿に祀られ、国家国民の安穏と世界平和、縁結び子育てにご利益があると信仰されています。

神様へのお供え物を用意する台所「大炊殿(おおいどの)」や、社紋のモチーフでもある、フタバアオイの「葵の庭」を見学することもできます。縁結び「相生社」、美麗祈願「河合神社」などの摂社も人気です。

賀茂御租神社(かもみおやじんじゃ)/通称:下鴨神社
・境内参拝無料/6:30~17:00
・特別拝観(大炊殿)/大人1名 500円
 10:00~16:00
 ※祭典等により変更あり
賀茂御租神社 公式サイト

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境内「休憩処 さるや」では、名物「申餅」をいただくことが出来ます。周辺には、出町ふたば、加茂みたらし茶屋などの門前菓子もあります。

・教王護国寺(東寺)

東寺 教王護国寺

新幹線の南側の窓から五重塔が見えましたか? 京都に到着したなぁと実感できるランドマークで、日本一の高さを誇る木造の建築物でもあります。

延暦15年(796年)、東寺(とうじ)は平安京遷都の際、国家鎮護の官寺(かんじ/国立寺院)として建立。弘仁14年(823年)に、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として繁栄しました。同時期に建立された、羅城門や、対をなす西寺(さいじ)は現存せず、唯一残された平安京の遺構です。

国宝の建築物・美しい仏像や曼荼羅など、多数の宝物が守り続けられています。金堂(国宝)、講堂、五重塔は通年で有料拝観することが出来ますが、宝物館は特別公開や特別参拝の会期中に限られます。

東寺(とうじ)/教王護国寺(きょうおうごこくじ)
・境内、御影堂、食堂 参拝無料
 5:00~17:00
・有料拝観( 金堂・講堂・五重塔 )/大人1名 800円~
 8:00~17:00
 ※季節により変更あり
東寺 公式サイト 

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弘法大師のお寺として庶民の信仰を集め、現在も毎月21日は縁日「弘法市」で賑わっています。春は、夜桜のライトアップも行われます。(有料)

・清水寺 ※地主神社を含む

清水寺は「清水の舞台」で有名な寺院。観音霊場として古くから庶民にも開かれ、昔の歴史書や文学にも、人々が清水寺参詣を楽しんでいる様子が描かれています。

開創は宝亀9年(778年)。奈良の僧 賢心(けんしん)が、霊夢にしたがって清泉「音羽の瀧」の湧くこの地を訪れ観音霊地としました。その後、観音菩薩の教えに感銘した公卿 坂上田村麻呂によって、延暦17年(798年)に「清水寺」が建立されました。

創建以来、度重なる大火災で堂塔を焼失。現在の伽藍は、ほとんどが1633年の再建で、国宝と重要文化財を含む30以上の伽藍や碑があります。

隣接する「地主神社(じしゅじんじゃ)」の創建は神代。「縁むすびの神さま」として霊験あらたかな神社です。

清水寺(きよみずでら)
・境内参拝無料/6:00~18:00
 ※7月~8月は、18:30まで
・有料拝観(本堂・舞台)/大人1名 400円
清水寺 公式サイト 
地主神社(じしゅじんじゃ)
・境内参拝無料/9:00~17:00
地主神社 公式サイト

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門前の清水坂、茶わん坂、二年坂(二寧坂)、三年坂(産寧坂)には、カフェや、清水焼、お土産屋さんが賑やかに軒を連ねていて楽しめます。

・延暦寺

比叡山は琵琶湖や京都の町並を一望できる景勝地。比叡山延暦寺は、日本仏教史上、多くの著名な僧(円仁、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮など)が若い日に修行していることから、「日本仏教の母山」とも称されます。

伝教大師 最澄により、延暦25年(806年)に日本天台宗の本山寺院として開かれ、空海(弘法大師)の高野山金剛峯寺とならび、平安仏教の中心地として繁栄。現代まで「12年籠山行」「千日回峯行」などの厳しい修行が行われています。

「延暦寺」は境内に点在する約100の堂宇の総称です。3つの区域に分けられており、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)に、それぞれに本堂があります。参拝は比叡山内シャトルバスで移動します。(有料)

比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)
・参拝時間(3月~11月)
 東塔地区 8:30~16:30
 西塔・横川地区 9:00~16:00
 ※季節により変更されます。
・国宝殿拝観料・巡拝料のセット料金/大人1名 1,200円
比叡山延暦寺 公式サイト

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参拝には丸1日かかります。アクセスは、ケーブルカー、ロープウエイ、バスなどいろいろな方法があります。事前にある程度プランを立てましょう。

・醍醐寺 ※塔頭寺院 三宝院を含む

醍醐寺は貞観16年(874年)創建で、開山は理源大師 聖宝。醍醐山の頂上一帯「上醍醐」を中心に、多くの修験者の霊場として発展しました。

その後、醍醐天皇が醍醐寺を自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を与え、醍醐山麓の広大な平地に「下醍醐」を開発、国宝の「金堂」や「五重塔」などの絢爛な大伽藍が広がります。「三宝院」は永久3年(1115年)、第14世座主 勝覚僧正による創建で、寝殿造りの表書院は桃山時代を代表する建造物です。

時代は下って慶長3年(1598年)、豊臣秀吉が近親者・諸大名からその配下まで約1,300人を召し従え、醍醐寺で催した「醍醐の花見」も有名。特別名勝である三宝院の庭園は、宴のために豊臣秀吉が基本設計をした庭といわれています。

醍醐寺(だいごじ)
下醍醐 拝観券(三宝院・霊宝館・伽藍)
・拝観時間9:00~17:00
 ※12月第1日曜日の翌日~2月末日は16:30まで
・通常期/大人1名 800円
・春季、秋季/大人1名 1,500円

上醍醐 入山(現在、台風被害のため入山禁止)
・受付時間 9:00~16:00 ※12月第1日曜日の翌日〜2月末日は15:00まで
・入山料/大人1名 600円 ※下醍醐 拝観券をお持ちの場合は500円
醍醐寺 公式サイト

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春の桜、秋の紅葉の時期は拝観料金が大きく変わるので要注意^^

・仁和寺

仁和寺 金堂

王朝文化を感じさせる最高位の門跡寺院。皇族・公家が住職を務める門跡は仁和寺から始まりました。春の御室桜(おむろざくら)、秋の紅葉の美しさでも有名です。

仁和2年(886年)、光孝天皇の勅願で建立が開始されましたが翌年崩御。子の宇多天皇が遺志を引き継ぎ、仁和4年(888年)に完成し年号が寺名とされました。

その後、出家された宇多法皇が住まわれたことから御室御所(おむろごしょ)と呼ばれ、門跡としての歴史は慶応3年(1867年)まで続きます。「御殿」の宮廷風建築や襖絵、庭園などが見どころです。

応仁の乱(1467~77年)では多くの堂塔伽藍を焼失し、再興は寛永・正保年間(1624~48年)。霊宝館には阿弥陀三尊像(国宝)、御室相承記(国宝)、吉祥天立像(重文)など多くの寺宝を所蔵されています。

仁和寺(にんなじ)
・境内参拝無料/9:00~17:00
 ※12~2月は16:30まで
 ※4月「さくらまつり」期間は、境内入場も有料 /大人1名 500円
・有料拝観(御殿)/大人1名 500円
・有料拝観(霊宝館)/大人1名 500円
仁和寺 公式サイト

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きぬかけの路(緑豊かな観光道路)を歩いて、三つの世界遺産を巡ることができます。「金閣寺」→徒歩約18分→「龍安寺」→徒歩約11分→「仁和寺」です。

・平等院

平等院鳳凰堂

永承7年(1052年)、平安時代の摂政・藤原頼通(ふじわらのよりみち)が、憧れの極楽浄土を現世に再現した壮麗な寺院です。平等院という名は「仏の救済が平等」ということを意味しています。当時から貴族のためだけではなく、多くの人々に救済の御堂として親しまれていたようです。

10円硬貨の意匠でおなじみの鳳凰堂は近年改修され、外観は創建当時の輝きを取り戻しました。

創建以降、荒廃したり幾度かの修復を経てはいるものの、平安時代の貴族が建立した寺院が、建物・仏像・壁画・庭園まで含めて残っているという点で、唯一の史跡になります。

そして「平等院ミュージアム鳳翔館」には、オリジナルの鳳凰や梵鐘(国宝)や、平安時代の極彩色の鳳凰堂を再現したCGや展示もあります。

平等院
庭園&平等院ミュージアム鳳翔館
・拝観料/大人1名 600円
・庭園/8:30~17:30
・平等院ミュージアム鳳翔館/9:00~17:00

鳳凰堂内部
・拝観料/大人1名 300円
・受付時間/9:00~先着順定員になり次第終了。
 9:30~16:10(20分毎、定員各回50名)
平等院 公式サイト

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平等院表参道には、有名な宇治茶のお店や、カフェ、お土産屋さんが並んでいます。どのお店に立ち寄るか迷います^^

・宇治上神社

創建は古くにさかのぼりますが、文献上に登場する時は、いつも平等院とセットであることから、現存する社殿は平等院の「鎮守社」として同時期に建造されたと考えられるそうです。宇治川を挟んで向かい合って鎮座しています。

国宝である本殿と拝殿の創建年の歴史資料は無く「年輪年代測定法」の算出によって、それぞれ康平3年(1060 年)、建保3年(1215 年)頃に建立されたと推測されています。

本殿は神社建築としては最古のものに属する建造物で、特殊な形式が特徴的な優美でユニークなデザインです。拝殿は鎌倉時代初頭の再建ですが、平安時代の寝殿造の形式が受け継がれている現存する最古のものです。

宇治上神社
・境内参拝無料
・参拝時間/9:00~16:30
 ※季節により変更有
・公式サイトなし/TEL.0774-21-4634

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平等院と宇治上神社は、宇治川を越えて徒歩約12分くらいの距離なので、宇治川の風景を楽しみながら、是非一緒に訪れてみてください。うさぎがモチーフになった、宇治上神社のお守り・おみくじにも注目!

・高山寺

栂尾山(とがおやま)にある古刹。日本最古の漫画と言われる「鳥獣人物戯画」や多数の美術工芸品、栄西禅師が中国から持ち帰った茶種を植えた日本最古の茶園があることで知られています。楓の古木が茂る境内は国の史跡に指定され、紅葉の名所としても有名です。

創建は奈良時代とも伝わりますが詳細は不明。実質的には、建永元年(1206年)明恵上人(みょうえしょうにん)が、後鳥羽上皇から荒廃した神護寺の別院の寺域を賜った時が「高山寺」の創立と見なされています。

高山寺は戦乱や火災でほとんどの伽藍を焼失し、唯一残された鎌倉時代の建物は「石水院(国宝)」で、簡素なたたずまいが、鎌倉時代の住宅建築をしのばせています。

高山寺(こうざんじ)
※紅葉時期のみ入山料500円
・石水院(鳥獣人物戯画複製を展示)拝観料/800円
・参拝時間/8:30~17:00
高山寺 公式サイト

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山の中にあるので、ハイキング気分で行くのがいいですね。鳥獣人物戯画グッズも色々あるのでお土産にもいい感じです^^

・西芳寺(苔寺)

もこもこの苔

境内一面を120余種の苔が美しく覆っていることから、通称「苔寺」と呼ばれ親しまれています。この庭園は、建築と庭園の一体感、石組みの手法や眺望など、前代までになかった形式が取り入れられ、日本庭園史上重要な庭園として特別名勝に指定されています。

奈良時代の天平年間(729~749年)、聖武天皇の詔により僧 行基が法相宗の寺として開山。兵乱による荒廃をへて、暦応2年(1339年)高僧 夢想疎石により臨済宗の禅寺として再興されました。特に庭園は、鹿苑寺庭園、慈照寺庭園をはじめ、後世の庭園に大きな影響を与えました。

西芳寺は、ふらっと行っても参拝できません。「往復はがきによる事前申込」必要です。2か月前から受付開始されますので、まずは申し込んでみましょう。

西芳寺(苔寺)
※事前申し込み必須
・参拝冥加料/お一人様3,000円以上
・内容/本堂での写経・参拝の後、庭園を拝観
・総所要時間/約60~90分

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苔が美しくなるのは、雨がしっとり降った後。天気予報はあてにならないし、タイミングが合えば超ラッキーですね。

・天龍寺

嵯峨嵐山にある臨済宗の禅寺。室町幕府の初代征夷大将軍 足利尊氏が、後醍醐天皇の菩提を弔うために暦応2年(1339年)夢窓国師を開山として創建し、広大な寺域に壮麗な伽藍を誇っていました。しかし、創建以来8度にわたる大火に見舞われ、当時の壮大な面影はありません。

日本初の特別名勝として有名な「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、嵐山の美しい風景を巧みに取り入れた池泉回遊式庭園で、夢窓国師の作庭といわれています。

現在の諸堂は明治になって再建されたもので、方丈には藤原時代の釈迦如来坐像を安置。多宝殿は吉野朝の紫宸殿を模して建てられました。法堂には、天井に加山又造画伯による「雲龍図」が描かれています。(特別公開時のみ拝観可能)

天龍寺
・参拝時間/8:30~17:30(北門 9:00~17:00)
 ※10月21日~3月20日/8:30~17:00(北門 9:00~16:30)
・庭園参拝料(曹源池・百花苑)/大人1名 500円
・諸堂(大方丈・書院・多宝殿)/大人1名 300円
天龍寺 公式サイト

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京都屈指のザ、観光地の嵯峨嵐山。竹林の小径、トロッコ列車などの人気スポットや、お土産屋さんや飲食店などもたくさんあって楽しめるエリアです^^

・鹿苑寺(金閣寺)

金閣寺

金色に輝く舎利殿「金閣」にちなんで、一般的には「金閣寺」と呼ばれています。左大文字山をひかえた景勝の地にある、相国寺の塔頭寺院の1つです。

室町幕府3代将軍 足利義満が造営した山荘「北山殿」から始まり、当時は御所に匹敵する規模を誇り、政治中枢のすべてが集約されていました。

「北山殿」は義満の死後、遺言により応永27年(1420年)に禅寺とされ、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられました。勧請開山は夢窓国師。

金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世に表現したものと言われ、特別名勝に指定されています。現在の舎利殿は、室町時代前期の北山文化を代表する建築でしたが、昭和25年(1950年)に放火により焼失、昭和30年(1955年)に再建されたものです。

金閣寺
・参拝時間/9:00~17:00
・参拝料金/大人1名 400円
※年中無休
※特別拝観時は時間が異なることもありますのでご注意ください。
金閣寺 公式サイト

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きぬかけの路(緑豊かな観光道路)を歩いて、三つの世界遺産を巡ることができます。「金閣寺」→徒歩約18分→「龍安寺」→徒歩約11分→「仁和寺」です。

・慈照寺(銀閣寺)

銀閣寺

室町幕府8代将軍 足利義政によって造営された山荘「東山殿」から始まり、延徳2年(1490年)義政の没後に禅寺となりました。相国寺の塔頭寺院の一つで、勧請開山は夢窓国師。「慈照寺」いう名は、義政の法号慈照院にちなんでいます。

15歳で将軍職を継いだ義政は生涯をかけて、自らの美意識を追求した東山文化の真髄、簡素枯淡の美を映す山荘を作り上げました。

慈照寺の象徴である観音殿「銀閣(国宝)」は、祖父義満の残した「舎利殿(金閣)」にならって建てたもので、室町期の楼閣庭園建築の代表的建造物。錦鏡池(きんきょうち)を中心とする池泉回遊式庭園は特別名勝に指定されています。

「銀閣寺」の名は、江戸時代に「金閣寺」に対して称せられることになったといわれます。

銀閣寺
・参拝時間/8:30~17:00 ※12月~2月は9:00~16:30
・参拝料金/大人1名 500円
※年中無休
※特別拝観時は時間が異なることもありますのでご注意ください。
銀閣寺 公式サイト

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銀閣寺は大文字山の麓にあります。門前には桜や蛍の名所としても有名な哲学の道があり、ゆっくり散策や観光を楽しめます。カフェや雑貨屋も点在しています^^

・龍安寺

龍安寺

宝徳2年(1450年)に、室町幕府の守護大名 細川勝元が創建した禅寺です。

枯山水庭園として世界的に有名な「龍安寺の石庭」は、特別名勝に指定されています。二方が油土塀で囲まれ、30m×10m余りの長方形の庭に白砂が敷かれ、15個の石が5・2・3・2・3に配置されています。室町末期(1500年頃)に作庭されたと伝わりますが、正確な時期や作者、作庭意図などは定かではないため、様々な説がとなえられているようです。

また、寺の南側にある広大な鏡容池(きょうようち)も見どころの一つで、池泉回遊式庭園になっていて、年間を通じて四季それぞれの花や風景を楽むことができます。特に5月~7月に見頃を迎える睡蓮が有名です。

龍安寺(りょうあんじ)
・拝観時間/8:00~17:00
 ※12月1日~2月末日は 8:30~16:30
・年中無休
・拝観料/大人1名 500円
龍安寺 公式サイト

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きぬかけの路(緑豊かな観光道路)を歩いて、三つの世界遺産を巡ることができます。「金閣寺」→徒歩約18分→「龍安寺」→徒歩約11分→「仁和寺」です。

・本願寺(西本願寺)

通称「西本願寺」、正式名称「龍谷山 本願寺」。浄土真宗本願寺派の本山です。

文永7年(1272年)、宗祖である親鸞の霊を祀る廟堂(びょうどう)として京都東山に創建されました。しかしその後、比叡山延暦寺から迫害を受け場所を転々とし、天正19年(1591年)豊臣秀吉の寄進により現在地に落ち着きました。

親鸞聖人の廟堂から発展した経緯から、親鸞聖人像が安置されている国宝・御影堂(ごえいどう)は、国宝・本堂(阿弥陀堂)よりも大きく造られています。他にも境内には桃山文化を代表する建造物や唐門などがあります。

特別名勝の枯山水庭園「虎渓の庭」、「飛雲閣」と池泉観賞式庭園「滴翠園(てきすいえん)」は通常非公開です。特別公開のチャンスを狙いましょう。

西本願寺
・境内参拝自由
・参拝時間/5:30~17:00
西本願寺 公式サイト

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現在、「阿弥陀堂内陣」「唐門」「飛雲閣」が修復作業中です。詳しくは、公式サイトご確認ください

・二条城

二条城 東南隅櫓

慶応3年(1867年)15代将軍 徳川慶喜が政権を天皇に返上する「大政奉還」を決意した場所として有名です。明治17年(1884年)からは皇室の離宮(別邸)として利用され、昭和14年(1939年)に京都市に下賜。

築城は慶長8年(1603年)。江戸幕府初代将軍 徳川家康により、京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊場所として築かれました。

そして、寛永3年(1626年)3代将軍 徳川家光が後水尾天皇を迎えるために大規模に拡張。その際にしつらえた二の丸御殿(国宝)の華麗な障壁画は狩野派一門が制作、二の丸庭園(特別名勝)は小堀遠州によって作庭され、桃山時代の壮麗な様式美を今に伝えています。

近年修復された豪華絢爛な唐門も必見です。ちなみに、天守閣は寛延3年(1750年)に焼失し現存しません。

二条城
・入城料金/一般 600円
・二の丸御殿観覧料/一般400円
・開城時間/8:45~16:00
 ※閉城 17:00
・休城日/12月29日~31日
・二の丸御殿観覧休止日/12月・1月・7月・8月の毎週火曜日、
 1月1日~3日、12月26日~28日
※当該日が休日の場合は観覧可能。ただし翌日は観覧休止。
元離宮二条城 公式サイト

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見学には2時間くらいかかります。境内にはカフェが2箇所あってゆっくり休憩も可能です。現在、本丸御殿と本丸庭園は修復作業中で見学はできません。

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猫好き管理人ミィコです。京都散策に役立つブログを目指して、スローペース更新中。基本的に市バス・電車で移動です。主に週末ふらふらしています。facebookでブログ更新お知らせ中!