下鴨神社 [賀茂御祖神社] | アクセス&見どころ15選 参拝コース

下鴨神社 タイトル

下鴨神社(しもがもじんじゃ)は、いにしえより、糺の森(ただすのもり)と、清らかな小川に護られてきた神聖なお社。

通常、最寄り駅として紹介されているバス停「下鴨神社前」は、確かに本殿に近いのは間違いないのですが、西参道からの参拝になり下鴨神社の奥深さを感じにくいです。

そこで、強くお薦めしたいのが、糺の森の「表参道」を通って参拝するコースです!

その場合の最寄り駅は「出町柳(でまちやなぎ)駅」。お薦めアクセス方法に加えて、見どころ15か所をピックアップした参拝コースもご紹介します。

基本情報

下鴨神社 [正式名称:賀茂御祖神社]
所在地 京都市左京区下鴨泉川町59
TEL.075-781-0010
参拝時間 6:30~17:00
下鴨神社 公式サイト

【1】下鴨神社 アクセス

下鴨神社の参拝は、糺の森の表参道を歩いて行くのがおすすめ。原生林の間を静かに流れる小川も清々しく、リフレッシュ間違いなしのコースです。

ちなみに、バス停「下鴨神社前」は、西参道からの参拝となります。急いで本殿に参拝したい場合には良いですが、糺の森もゆっくり散策したい場合は出町柳からがおすすめです。

この記事は、糺の森の「表参道」からの参拝にこだわった内容になっています。

・出町柳駅から

下鴨神社の「表参道」から参拝できる最寄り駅は「出町柳駅」。

出町柳駅から河合橋を渡り、糺の森を通り抜け、下鴨神社楼門までは徒歩約12分。神聖な森の空気を堪能できる参拝コースです。

特に初めて参拝される場合は「出町柳駅」からの表参道コースをお勧めしたいです。

最寄り駅
・京阪電車 鴨東線・叡山電車「出町柳駅」
・市バス「出町柳駅前」

[地図]
A地点:出町柳駅
B地点:下鴨神社
緑のバスアイコン、上から「下鴨神社前」「糺の森」です。

・京都駅から

  • 京都駅前バスターミナルのりば案内
    [A2のりば] 市バス4、17 四条河原町・下鴨神社行に乗車「出町柳駅前」下車。乗車時間:約27~28分。※205系統 下鴨神社行は出町柳駅には行きませんのでご注意。
  • JR奈良線 に乗車「東福寺駅」下車→ [乗換え] 京阪本線 三条・出町柳行に乗車「出町柳駅」下車。合計所要時間:約20~30分。
  • TAXI 下鴨神社の一番南の鳥居、所要時間 約20分
    ・総距離 約6.5km タクシー料金検索
    ※料金・所要時間は実際とは異なる可能性があります。

・四条河原町から

  • [Fのりば] 市バス4 下鴨神社行に乗車「出町柳駅前」下車。乗車時間:約15~16分。※205系統 下鴨神社行は出町柳駅には行きませんのでご注意。
  • [Gのりば] 市バス3、17 出町柳行に乗車「出町柳駅前」下車。乗車時間:約13分。

[地図]
緑のバスアイコン、上からGのりば、Fのりばです。

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バス停「下鴨神社前」は本殿には近いですが、裏口っぽい感じがします。

【2】下鴨神社 お薦め参拝コース(往復)

下鴨神社の、見どころを独断と偏見で15か所ピックアップ。
往復参拝コースをご紹介します! 所要時間は、休憩時間も含めて2~3時間。
境内は基本的に無料で参拝できますが、下記の施設は有料です。

  • 通年公開
    ・重要文化財「大炊殿」
    ・鴨社資料館「秀穂舎」
    ・河合神社「鴨長明 資料館」

    三館共通券 500円
    時間 10:00~16:00(三館共)※秀穂舎の入館受付は15:30まで
  • 京都非公開文化財特別公開(春と秋)
    ・国宝「東西本殿」
    ・重要文化財「三井神社」
    ・重要文化財「大炊殿」
    ・重要文化財「神服殿」※含まない場合もあります。
    ・鴨社資料館「秀穂舎」
    ・河合神社「鴨長明 資料館」

    共通券 1,000円(2021年4月)
    時間 9:00~16:00

「京都非公開文化財特別公開」の情報は、(公財)京都古文化保存協会 公式サイトでご確認ください。

[地図]
・行きのコース:青ライン
・帰りのコース:紫ライン

下鴨神社パンフレット
▲パンフレットとチケット
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下鴨神社WEBの境内図には30か所、下鴨神社パンフレットには37か所以上紹介されています。

・01・糺の森(表参道)

下鴨神社の表参道に広がる、糺の森(ただすのもり)は、太古の原生林の植生を残す貴重な森林。ケヤキ・ムクノキなど広葉樹を中心に40種類もの樹木が自生しています。

現在の総面積は3万6千坪(甲子園球場の約3倍)。樹齢600年を超す巨木も多数生い茂っています。また、古代祭祀跡の遺跡もあちこちにあります。(駒札が立っています)

「糺の森」の語源には、いくつかの説があります。

  1. 鴨川と高野川の合流点にあった地名「只洲(ただす)」に由来。
  2. 清らかな水が湧き出る「直澄(ただす)」に由来。
  3. 御祭神のお名前「多多須 玉依姫命(ただす たまよりひめのみこと)」に由来。
  4. 「神の前で偽りを糺す」が語源という説。『源氏物語』や『枕草子』にも、糺の森に鎮座する下鴨神社・河合神社の祭神「糺の神」を詠んだ歌が残っています。
下鴨神社 糺の森入口
▲糺の森の入口、世界文化遺産の石碑
糺の森の表参道
▲糺の森の表参道
下鴨神社 糺の森
▲糺の森、瀬見の小川
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糺の森は木が生い茂っていますが、差し込む木漏れ日が明るくて気持ちいいです。(晴れの日限定^^)

・02・手水舎、南口鳥居

下鴨神社の手水舎/御手洗(みたらし)直澄(ただす)は南口鳥居の手前右手にあります。

糺の森は古代から清水の湧く神地として信仰されてきました。室町時代の諸社根元記に「浮島の里、直澄」と記されていることから「糺(ただす)」の語源の一説と考えられています。

覆屋(おおいや)の透塀(すきべい)は、崇神天皇7年(BC90年)頃の瑞垣造替の記録を元に再現、舟形磐座石は御祭神の神話伝承にちなんだものです。

下鴨神社 手水舎
▲御手洗(みたらし)直澄(ただす)
下鴨神社 南鳥居
▲南口鳥居
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糺の森の御神水「直澄」で心身を清浄にしてから参拝しましょう!

・03・相生社(連理の賢木)

下鴨神社の末社・相生社(あいおいのやしろ)は、良縁・縁結びの霊験あらたかな社として、古くから格別の信仰を集めています。

御祭神は、神皇産霊神(かむむすびのかみ)。日本書記に「産霊神」(むすひのかみ)と記されている由緒ある神様です。

御神木「連理の賢木(れんりのさかき)」は、2本の木が1本に結ばれていることから、縁結びのご神徳のあらわれと言われています。現在のご神木は4代目。不思議な事に、代を次いで境内「糺の森」に生まれてくるそうです。

えんむすび絵馬
▲えんむすび祈願絵馬
下鴨神社 相生社
▲御神木:連理の賢木
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強力な縁結びの霊験がありそうな御神木です。

・04・楼門

下鴨神社に到着です。楼門(重要文化財)は高さ13m。東西に廻廊(かいろう)があり、西廻廊の床張の一間「剣の間(けんのま)」は、葵祭の際に勅使が剱を解かれる間です。

楼門、東西廻廊とも、寛永5年(1628年)式年遷宮で造替えたもので、以降は解体修理をして保存されています。

下鴨神社 楼門
▲楼門
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緑の森の中に、朱色が映えて美しいです。

・05・中門

楼門をくぐると正面に舞殿、その向こうに本殿へ至る中門(ちゅうもん)が見えます。重要文化財。

※京都非公開文化財特別公開の時は、中門前のテントでチケットを購入できます。

下鴨神社 舞殿
▲舞殿、その奥が中門
下鴨神社
▲中門
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下鴨神社境内の建築物は、ほとんどが重要文化財に指定されています。

・06・言社(えと詣)

本殿に参拝しようと中門をくぐると、「言社(ことしゃ)」と呼ばれる7つの小さいお社がお出迎え。干支の守護神として信仰を集めています。

7つの社にお祀りされているのは、すべて大国主命(おおくにぬしのみこと)。大国主命の別名ごとの御神徳を干支に対応させたお社です。自分の生まれ年の干支のお社に参拝しましょう。

三言社(さんのことしゃ)

  • 志固男神(しこのおのかみ)卯・酉年生まれの守護
  • 大己貴神(おおむなちのかみ)虎・戌年生まれの守護
  • 八干矛神(やちほこのかみ)辰・申年生まれの守護

一言社(いちのことしゃ)

  • 顥國魂神(うつくしくにたまのかみ)午年生まれの守護
  • 大国魂神(おおくにたまのかみ)巳・未年生まれの守護

二言社(にのことしゃ)

  • 大物主神(おおものぬしのかみ)丑・亥年生まれの守護
  • 大国主神(おおくにぬしのかみ)子年生まれの守護
えと詣 言社
▲えと詣の案内図
下鴨神社 言社
▲三言社
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言社は寛永6年(1629年)の式年遷宮の時にお祀りされたそうです。本殿の前という場所からして、何か深い理由があったのでしょうか?

・07・本殿(西殿・東殿)

※京都非公開文化財特別公開

二棟の本殿は、写真右の幣殿(へいでん)の奥にあります。※本殿は写真不可。

  • 西殿(西御本宮)
    御祭神:賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
    御利益:国家国民の安穏と世界平和・厄除け・開運
  • 東殿(東御本宮)
    御祭神:玉依媛命(たまよりひめのみこと)
    御利益:縁結び・安産・子育て

賀茂建角身命は、上賀茂神社の御祭神:賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)の祖父。玉依媛命は、賀茂別雷大神の母にあたります。なので、賀茂御祖神社なんですね。

本殿前には、鮮やかな青色に銀色の角の狛犬と、金色に緑色の獅子が置かれ、上賀茂神社の本殿と似ています。

下鴨神社
▲右の幣殿の奥に本殿があります。
下鴨神社 本殿の屋根
▲浦の回廊から見える、本殿(東・西)の屋根

浦の回廊
奥の神様にお参りする参道・本殿を四方から拝礼するための廻廊です。本殿の背後からも参拝できるようになっていて、古くは四方拝と呼ばれました。※大炊殿の拝観(有料)の帰りしか通ることはできません。

ミィコ

あたりまえだけど、通常見ることのできない所も見学できるのが有料参拝の魅力ですね。

・08・三井神社

三井神社(みついじんじゃ)は本殿の西に鎮座する境内摂社。上賀茂神社 御祭神「賀茂別雷大神」の祖先にあたる三座の神様が、それぞれのお社にお祀りされています。

御利益:家族の平安守護。

  • [東] 御祭神:伊賀古夜媛命(いがこやひめ)
    賀茂建角身命の妻で玉依媛命の母。
  • [中] 御祭神:賀茂建角身命
    賀茂別雷大神の祖父。
  • [西] 御祭神:玉依媛命
    賀茂別雷大神の母。

一説には、下鴨神社鎮座よりも古くから祀られていたといわれています。本殿とともに、こちらも賀茂御祖神社の名前の由来を感じます。

下鴨神社 三井神社
▲三井神社
下鴨神社 三井神社
▲三井神社外観
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この三座の神様は、下鴨神社の第一摂社・河合神社の神門前にある「三井社」にもお祀りされています。

・09・大炊殿(神様の台所)

※通年公開

大炊殿(おおいどの)は、神様へのお供えもの「神饌(しんせん)」のうち穀物類を調理していた施設。神饌の御水などの神事が行われる隣の井戸「御井(みい)」と共に重要文化財に指定されています。

大炊殿の入口の土間には竈(かまど/おくどさん)、中の間に材料や用具を洗ったり調理する台所、奥の間に盛り付けをし並べておく配膳棚があり、葵祭神饌のレプリカ・調理器具等が展示してあります。

神饌を用意するための施設

  • 大炊殿:ご飯・餅・ぶと・まがり(お菓子)など穀物類
  • 酒殿:お酒
  • 贄殿(にえどの):魚貝鳥類

これらの施設は、文明2年(1470年)応仁・文明の乱で焼失。大炊殿のみ現在地に再興され、酒殿は退転、贄殿は供御所の一間にあてられました。

下鴨神社 大炊殿
▲大炊殿
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大炊殿の庭には二葉葵が自生し「葵の庭、カリンの庭」とよばれます。また、葵祭で使用される唐車なども展示されています。

・10・御手洗社(お祓いの社)

御手洗社(井上社)は、人々の穢れを祓い心身を清浄にしてくださる神様です。
御祭神は、瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)

社前の御手洗池では、葵祭に先立つ斎王代の御禊の儀、土用の丑の日に無病息災を祈る足つけ神事、立秋前夜のお祓いの神事、矢取りの神事が行われます。

また、「みたらし団子」は、御手洗池の底から自然に吹き上がる水泡をかたどって作られたお菓子と伝えられています。

御手洗社
▲御手洗社(井上社)と御手洗池
下鴨神社 御手洗池
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現在の御手洗池の底は、石とコンクリートのせいか、自然に吹き上がる水泡は確認できませんでした。

・11・神服殿

※京都非公開文化財特別公開

かつて、神服殿(しんぷくでん)は、夏・冬の御神服を縫製する御殿でした。近世になると勅使殿又は着到殿となり、殿内の一室が天皇行幸の際の玉座となりました。その部屋は「開けずの間」と呼ばれ、平常の使用を禁じられています。

式年遷宮寛永5年度(1628年)造替後は、21年目ごとに解体修理が行わています。重要文化財。

下鴨神社 神服殿
▲神服殿
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殿内には、京都市が平成6年に特別に作った玉座が未使用のまま展示されています。神様の前で座るのは恐れ多いと、陛下は使用されなかったそうです。

・12・さるや(申餅)

営業時間 10:00~16:30 さるやメニュー

糺の森の中にある休憩処「さるや」では、下鴨神社の宮司さんの熱意により140年ぶりに復活した、下鴨神社の申餅(さるもち)を味わう事ができます。

小豆のゆで汁で餅をつき、あかね色に染まった明け方の空を思わせる「はずね色」の柔らかいお餅の中に、小豆の粒をのこした餡が入っています。甘さ控えめの上品で味わい深いお菓子です。

かつて申餅は庶民に広く親しまれ、葵祭の日に無病息災を祈って食べられました。江戸時代の文献「出来斎京土産」にも、「さるや」と看板をかかげた店が申餅を売る様子が描かれています。

140年も中断したのは、明治時代、政府が祭礼を制度化し販売中止にしたからだそうです。

下鴨神社 申餅
▲申餅とほうじ茶のセット
下鴨神社 さるや
▲さるや
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申餅とほうじ茶のセットは400円。ちょっと休憩にピッタリ。

・13・雑太社(ラグビー、球技の神様)

雑太社(さわたしゃ)は、昭和初期に社殿が腐敗したため摂社三井神社に合祀された後、平成29年(2017年)第34回式年遷宮の一環として再興されました。

御祭神は、神魂命(かんたまのみこと)。魂は玉に通じるとして球技上達の御神徳があるといわれています。

明治43年(1910年)に関西で初めてラグビーが行われた場所は「さわた社」前の糺の森馬場だったことから、昭和44年(1996年)「ラグビー第一蹴の地」の石碑も建立されました。

下鴨神社 雑太社
▲ラグビーボール型の賽銭箱
下鴨神社 雑太社
▲雑太社
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ラグビーボール型の賽銭箱が面白いです^^ ちなみに絵馬もラグビーボール形です。

・14・河合神社(美人祈願、鴨長明 資料館・方丈庵)

河合神社(かわいじんじゃ)は、糺の森の南端に鎮座する下鴨神社の第一摂社。

女性守護・美麗の神様として篤く信仰され、最近は、鏡絵馬の美人祈願で知られています。奉納された個性豊か美人絵馬は見るだけでも楽しめます。

また、境内には復元された、鴨長明(かものちょうめい)の方丈庵と資料館があります。

河合神社 鏡絵馬
▲奉納された鏡絵馬
河合神社 方丈庵

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河合神社 | 鏡絵馬で美人祈願!綺麗になれるパワースポット

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河合神社で一番賑わっていたのは美人絵馬奉納所でした^^

・15・秀穂舎(鴨社資料館)

秀穂舎(しゅうすいしゃ)は、下鴨神社に代々仕えた神職の住宅(社家)「旧浅田家住宅」を改修した資料館です。

旧社家の日常生活を復元した常設展示や下鴨神社の歴史や神、祭、縁ある人物の紹介などの企画展が開催されています。

社家はかつて下鴨神社周辺に340家もありましたが、現在残っているのは2軒のみ。鳥居のような形をした華表門(かひょうもん)や透塀(すきべい)などが特長で、門前の石像は学問所の印です。

※秀穂舎は、江戸時代後期に本宮の鴨秀豊(かも ひでとよ)が開いた私塾の名に由来します。公家や神職の子弟から町衆の子供たちまで、広く門戸が開かれていたそうです。

秀穂舎
▲秀穂舎の華表門と透塀
秀穂舎
▲華表門上部の鴨と二葉葵の彫刻
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秀穂舎・大炊殿・鴨長明資料館のチケットは三館共通なので、興味ある方は先に買っておきましょう!

【3】下鴨神社 お薦め参拝コース(片道)

片道コースは「出町柳駅」から糺の森を通って参拝し、西参道から出てバス停「下鴨神社前」に行くコースです。

下鴨神社前バス停からは、四条河原町・京都駅、北行は上賀茂神社などへ移動できます。時間が限られる方、「加茂みたらし茶屋」に行きたい方は片道コースがおすすめ。

加茂みたらし茶屋
▲加茂みたらし茶屋は、西参道を出て下鴨本通りを渡ります。

・片道コース地図

・片道コースと往復コースの違い

往復コースでは最後に「雑太社・河合神社&鴨長明資料館・秀穂舎」を見学しますが、片道コースは最初に見学します。

片道コースのポイント

  1. 秀穂舎でチケット購入。※大炊殿・秀穂舎・鴨長明資料館を見学する場合。
  2. 秀穂舎河合神社&鴨長明資料館 を見学。
  3. 表参道の手前にある「馬場」を進むと左手に雑太社が現れます。
  4. さるやで休憩する場合は直進。
  5. 馬場から右折し表参道に戻ると南口鳥居に到着。あとは基本的に往復コースと同じです。
  6. 帰りは、授与所前の道を左へ進み、西参道からバス停「下鴨神社前」へ。
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「さるや」か「加茂みたらし茶屋」か悩みますね。両方行っちゃいますか!

【4】所要時間&まとめ

下鴨神社と糺の森の参拝所要時間は、個人の興味の範囲や、有料拝観をするかしないかで大きく変わります。

  1. 表参道を通って本殿を参拝するだけいいという場合は、「出町柳駅」から淡々と歩いて、本殿を参拝、西参道からバス停「下鴨神社前」まで約25~30分くらいです。
  2. 摂社も参拝したり、休憩したり、通年公開の「大炊殿・秀穂舎・鴨長明資料館」や、春と秋の京都非公開文化財特別公開を見学する場合は、2時間~3時間は予定した方がいいと思います。
  3. 複数の古代祭祀跡などもゆっくり見学する場合はさらに時間が必要です。

結論、下鴨神社は広いので一度で全部見るのは大変かも。

また「京都非公開文化財特別公開」は、その時々で内容が変わる事があります。この記事を参考にプランをアレンジしていただければ幸いです。

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上賀茂神社との関係、御祭神の神話や歴史、名前の由来などは下記の記事をご覧ください
上賀茂神社・下鴨神社の違いと関係を知って、しっかり参拝!

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下鴨神社参拝のお役にたてば嬉しいです^^

※この記事の史実に関する記載は、下鴨神社公式サイト、下鴨神社駒札、下鴨神社パンフレット、Wikipedia等を参考にしました。