元祇園 梛神社・隼神社 | 縁結びと病気平癒の神様。御朱印も充実

梛神社 鳥居

元祇園 梛神社(なぎじんじゃ)と隼神社(はやぶさじんじゃ)は、由緒は全く異なりますが、平安時代初期からこの界隈でお祀りされていた神様です。

梛神社は祇園社(現在の八坂神社)の古址、隼神社は天皇の後院(朱雀院)内に祀られていた神様と伝わります。

近代に復興され、隣同士に本殿を建立。現在は、縁結びと病気平癒の神様として崇敬されています。

霊験あらたかな神様に参拝した後は、記念に御朱印を拝受してみては? 定番御朱印に加えて、季節行事の特別御朱印が10種類以上用意されています^^

由緒やアクセス方法をご紹介します。

基本情報

元祇園 梛神社(なぎじんじゃ)・隼神社(はやぶさじんじゃ)
所在地 京都市中京区壬生梛ノ宮町18-2
TEL.075-841-4069
授与所 9:00~17:00

元祇園 椥神社・隼神社 公式サイト

【1】元祇園 梛神社

その昔、この地には数万本の「梛の森」が広がっていたと言われます。なので梛神社ですね^^ 

さらに、祇園社(現在の八坂神社)の古址であることから「元祇園」がついています。

梛神社 隼神社
▲梛神社(左)、隼神社(右)
梛神社 駒札

・縁をむすぶ「梛」

梛の木の葉は切れにくく丈夫であることから、古来より「縁が切れない」「ご縁をむすぶ」縁起の良い木といわれています。

御神木の梛の木は、梛神社と隼神社の間、本殿前にあります。

・厄除け、縁結び

現在は、厄除・武勇の神、縁結びの神として崇敬されています。

※主祭神の「スサノオノミコト」は、悪疫退散の御利益で篤く信仰された祇園社の主祭神「牛頭天王」と同一視されています。

  • 主祭神:
    素盞嗚尊(スサノオノミコト)
  • 配祀神:
    稲田姫命(イナダヒメノミコト)
    宇賀御魂命(ウガノミタマノミコト)
    瓊々杵尊(ニニギノミコト)
    伊弉冉尊(イザナミノミコト)
    菅大神(スガオオカミ)
    誉田別尊(ホンダワケノミコト)
    蘇民将来(ソミンショウライ)

・梛神社の歩み

  1. 貞観11年(869年)京で疫病が流行したため、悪疫退散に御利益があるという神様・牛頭天王(=スサノオノミコト)を広峰神社(播磨国広峰)から八坂神社に勧請しました。その道中、分霊をのせた神輿をひとまず梛の林中に置いて祀ったのが、梛神社の創祀といいます。

    ※その後、八坂神社に遷座する際、住人は花を飾った風流傘を立て、棒を振り、楽を奏して神輿をお送りしました。一説にはこれが祇園会の起源ともいわれます。ちなみに現在も、壬生の方々は祇園祭「綾傘鉾」の囃子方として奉仕されています。
  2. 明治までは田んぼの中の小祠でしたが、明治7年(1874年)と昭和4年(1929年)の復興により現在の形に整えられました。
ミィコ

霊験あらたかな神様なので、ひとまず立ち寄った場所にもお祀りされたんですね。

【2】隼神社

隼大神は、天下安穏・五穀豊穣を護る神として古来朝廷より篤く尊崇され、後院(ごいん)の朱雀院(すざくいん)内に鎮守社としてお祀りされていました。

記録によると式内大社なので、かつてはもっと大きな神社だったようです。

後院
天皇の常の御所のほかに設定された予備的な御所。譲位後の御所(仙洞院御所)となることが多い。嵯峨天皇のときに置かれ、冷泉院、朱雀院、堀河院、鳥羽院などがある。

朱雀院
嵯峨天皇が創建した後院で、宇多天皇以後は、天皇退位後の御所として本格的に用いられ、詩宴等が催された。
平安京の右京、三条と四条の間にあり東西二町、南北四町の広大な敷地を持つ。天暦4年(950年)に焼失し、村上天皇が再興したが、次第に荒廃していった。

・厄除け、病気平癒

現在は厄除・病気平癒の神様として信仰されています。

江戸時代に「ハヤブサ」が訛って「ハヤクサ」と読まれ、瘡(くさ:皮膚病の一種)の平癒の神とされたことが由来だそうです。

  • 主祭神:
    建甕槌神(タケミカヅチノカミ)
  • 配祀神:
    経津主神(フツヌシノカミ)
    塩土神(シオツチノカミ)
    手力男神(タヂカラオノカミ)

・隼神社の歩み

  1. 創建年は不詳。
  2. 隼神社は朱雀院内の南西角に鎮守として祀られていました。国史「日本三代実録」によると、貞観2年(860年)から貞観16年(874年)にかけて「後院隼神」の神階が無位から従四位上まで昇叙されました。
  3. 朱雀院廃絶後、四条坊内坊城小路に移され、以後同地で推移。
  4. 延長5年(927年)「延喜式神名帳」では式内大社に列するとともに月次祭・新嘗祭で幣帛に預かった旨が記載されています。
  5. 大正9年(1920年)梛神社の境内に遷座し現在に至ります。
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強そうな名前がカッコイイ隼大神。朝廷に崇敬された由緒ある神様として御利益に期待です。

【3】摂社

本殿の向かい側に摂社がお祀りされています。

  • 田中神社:祭神 地主神(じぬしのかみ)
  • 稲荷社:祭神 上川稲荷大神(かみかわいなりおおかみ)
梛神社 境内摂社
▲田中神社、稲荷社
ミィコ

拝殿?というか門が結構立派です。

【4】梛神社・隼神社 御朱印

社務所は梛神社の左側。
ご不在の場合は、インターホンで呼び出すシステムです^^

梛神社 境内

・定番の御朱印

御朱印帳に直接書いていただける定番の御朱印。

梛神社 隼神社 御朱印
▲定番の御朱印

・特別御朱印

季節の神事にちなんだものなど、10種類以上あります。

梛神社 御朱印
▲特別御朱印いっぱい
ミィコ

特別御朱印は種類が多いので迷いそうですね^^

【5】梛神社・隼神社 アクセス

近くには、新選組ゆかりの壬生寺や、京都 清宗根付館があります。

・最寄駅から

  • バス停「壬生寺道」下車すぐ。
  • 阪急京都線「大宮駅」2B出口、嵐山線「四条大宮駅」から徒歩約5分。
[地図]
A地点:阪急電車「大宮駅」
B地点:市バス「壬生寺道」
C地点:元祇園 梛神社、隼神社

・四条河原町から

  • 阪急電車 京都線 大阪梅田行きに乗車「大宮駅」下車。
    ※特急は止まりません。快速特急・通勤特急は止まります。

・京都駅から

  • 市バス
    ★京都駅前バスターミナルのりば案内
    [D3のりば] 市バス26 北野白梅町・御室仁和寺・山越行に乗車。「壬生寺道」下車。
    [C6のりば] 市バス28 大覚寺行に乗車。「壬生寺道」下車。
    ※「壬生寺道」までの乗車時間:約14分。
ミィコ

四条大宮のバスターミナルからは、他の観光地にも行きやすいです。

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※この記事の史実に関する記載は、梛神社公式サイト、駒札、Wikipedia、書籍「京都大事典」等を参考に作成しました。