銀閣寺 | 見どころと御朱印、他の観光地へのアクセス

銀閣寺 観音殿

銀閣寺、正式名 東山慈照寺(じしょうじ)は、室町幕府8代将軍 足利義政が応仁の乱(1467年1477年)で焼失した浄土寺の跡地に、文明14年(1482年)から造営した別荘「東山殿(ひがしやまどの)」が起源です。

戦乱で荒廃した京都を横目に、庶民に段銭(臨時の税)や夫役(労役)を課して造営を進め、自身は風雅で文化的な趣味に興じました。正直かなり酷い話ですよね。

ですが、同時に禅僧や公家、武家はもとより、身分を問わず優れた才能を引き立て、今日まで引き継がれる日本的な文化を数多く育てた事は功績として評価されています。

そんな日本文化をはぐくんだ銀閣寺の見どころと、他の観光地へのアクセスをまとめました。

基本情報
東山慈照寺
所在地 京都市左京区銀閣寺町2
TEL.075-771-5725
銀閣寺公式サイト

拝観料金 大人・高校生 500円、小・中学生 300円
拝観時間 8:30~17:00
※12月1日~2月末日は、9:00~16:30
※年中無休

【1】銀閣寺の見どころ

・銀閣寺垣

まさに俗世間から隔離された場所に入っていくというプロローグにぴったりの入り口。背が高くスクエアな刈込がクールな生垣に囲まれています。

銀閣寺垣

拝観券を購入して門を入り、美しく整えられた庫裡の庭を見ながら奥に進みます。2重線のパターンが特徴的な石庭です。

銀閣寺 庫裡
銀閣寺

・向月台、銀沙灘

現代アートのような向月台(こうげつだい)、銀沙灘(ぎんしゃだん)は、義政の時代からではなく、江戸時代以降に生まれたとされています。ただし、作者や作成意図などはわかっていません。

一説としては、江戸初期に埋まってしまっていた池をさらった時の砂を積み上げたのがはじまりとも言われています。

銀閣寺 向月台
▲向月台
銀閣寺 銀沙灘
▲銀沙灘
銀閣寺 銀沙灘
▲銀沙灘と観音殿
都名所図会 銀閣寺
江戸時代は向月台が低いですね。▲都名所図会 6巻 天明6年(1786年)発行 国立国会図書館

・観音殿(銀閣)と錦鏡池

観音殿(銀閣・国宝)は一般的に銀閣寺と呼ばれている慈照寺の象徴的な建築物です。義政は自らの宗教観を託し、一層は「心空殿(しんくうでん)」、二層は潮音閣(ちょうおんかく)と命名しました。

鹿苑寺(ろくおんじ)の「舎利殿(金閣)」、西芳寺(さいほうじ)の「瑠璃殿(るりでん)」を踏襲したもので、現存する室町期の楼閣庭園建築の代表的建造物です。

特別名勝の庭園は、錦鏡池(きんきょうち)を中心とする池泉回遊式。「苔寺」の通称で知られる西芳寺庭園(夢窓疎石作庭)を模して造られたと伝わりますが、江戸時代の改修で創建当時の面影はかなり失われているといわれています。

銀閣寺
銀閣寺と錦鏡池
▲ 錦鏡池と観音殿
銀閣寺
▲ 展望台から見た観音殿。京都の街並みも見えます。

・東求堂

東求堂(とうぐどう)は義政の持仏堂で、住宅建築の様式が濃いスタイルです。内部の東北に位置する4畳半の「同仁斎」は、書院造の源流、茶室のはじまりと考えられています。(国宝)

浄土信仰の象徴でもある持仏堂の周囲に禅宗様式の庭園を配したり、「東求堂」「同仁斎」という名前を選んだところに、義政の宗教観を垣間見ることができます。

東求堂は「東方の人、念じて西方に生ずるを求む/浄土は場所の問題ではないという禅問答」(出典:六祖壇経)、同仁斎は「聖人は一視して同仁/出身や身分や敵味方に関わらず、どんな人であっても平等に接すること。」(出典:韓愈)を意味します。義政が禅僧 横川景三(おうせんけいさん)の案の中から選んだものです。

銀閣寺 手水鉢
▲本堂と東求堂の間にある、個性的な銀閣寺型手水鉢
銀閣寺 東求堂
▲庭園から望む東求堂

・本堂(方丈)

本堂(方丈)内部は通常非公開です。特別公開で拝観可能です。

・お土産屋と御茶処「圓通」

拝観コースの最後にお土産屋さんと御茶処があります。お土産は銀閣寺限定のグッズなど沢山の商品が用意されています。また、500円の抹茶セットもいただけます。お席は屋外です。

【2】銀閣寺の御朱印

境内に入場する際に、御朱印の案内があります。拝観前に朱印所に御朱印帳を預け、番号札と料金300円を引きかえ、帰りに受けとるシステムです。

銀閣寺 御朱印
銀閣寺 御朱印

【3】銀閣寺へのアクセス

京都駅前バスターミナルから

バス停「銀閣寺道」から銀閣寺までは、徒歩約12分。

★京都駅前バスターミナルのりば案内
[D1のりば] 市バス100 清水寺・祇園・銀閣寺行き
※銀閣寺道まで約37分
[A2のりば] 市バス 17 錦林車庫前行き
※銀閣寺道まで約36分

TAXI 所要時間 約23分/ 2,440円
総距離 約7.4km タクシー料金検索
※料金・所要時間は実際とは異なる可能性があります。

・三条京阪から

[Dのりば] 市バス5 岩倉操車場前行、銀閣寺・岩倉行
※銀閣寺道まで約18分

TAXI 所要時間 約14分/1,360円
総距離 約4.1km タクシー料金検索
※料金・所要時間は実際とは異なる可能性があります。

【4】銀閣寺近辺の見どころ

・哲学の道

哲学の道 徒歩約5分
哲学者の西田幾多郎が散策、思索にふけったと言われる道。若王子神社から銀閣寺に至る、東山のふもとの疏水べりの雰囲気ある小道(約2km)。春は桜、秋は紅葉が楽しめます。

・白沙村荘 橋本関雪記念館

白沙村荘 橋本関雪記念館 徒歩約3分
日本画家、橋本関雪がアトリエとして造営した邸宅と美術館
開館時間 10:00~17:00(有料)※季節などにより時間変更の場合あり

【5】銀閣寺 最寄りバス停

最寄りのバス停は「銀閣寺道」と「銀閣寺前」

銀閣寺前 バス停 → 一番右のバスアイコン
銀閣寺道 バス停 (D)
銀閣寺道 バス停 (C)
銀閣寺道 バス停 (B) → 左下から2つ目
銀閣寺道 バス停 (A) → 左下

【6】他の観光地へのアクセス

・銀閣寺→ 金閣寺

銀閣寺道 バス停(B)から乗車。「金閣寺道」下車。金閣寺まで徒歩約8分

市バス204 金閣寺行 時刻表
※「金閣寺道」まで約37~39分
洛バス102 金閣寺行 時刻表
※「金閣寺道」まで約26分

TAXI 所要時間 約22分/2,260円
総距離 約6.8km タクシー料金検索
※料金・所要時間は実際とは異なる可能性があります。

・銀閣寺→ 南禅寺、永観堂

銀閣寺道バス停(A)、 銀閣寺前バス停(100、32)から乗車。「南禅寺永観堂道」下車。永観堂まで徒歩約3分。南禅寺は徒歩約10分。

市バス100号 祇園清水寺・京都駅行 時刻表
市バス 32 四条河原町・西京極行 時刻表
市バス 5 京都駅前行 時刻表
※所要時間 南禅寺・永観堂道まで約6分。

・銀閣寺→ 清水寺

銀閣寺前バス停、銀閣寺道バス停(A)から乗車。「清水道」下車。清水寺まで徒歩約11分。

市バス100号 祇園清水寺・京都駅行 時刻表
※清水道まで約22分。

TAXI 所要時間 約16分/1,720円
総距離 約5.1km タクシー料金検索
※料金・所要時間は実際とは異なる可能性があります。

ミィコ
観光シーズンは、バスが混んで乗れないこともあります。スケジュールは余裕をもってプランしてくださいね!

関連記事です!

金閣寺と銀閣寺。共通点と違い、アクセス方法まとめ
金閣寺 | 見どころと御朱印、他の観光地へのアクセス

ABOUTこの記事をかいた人

猫好き管理人ミィコです。京都散策に役立つブログを目指して、スローペース更新中。基本的に市バス・電車で移動です。主に週末ふらふらしています。facebookでブログ更新お知らせ中!