禅居庵 摩利支天堂 | 亥年の守り本尊で開運勝利を祈願!

建仁寺 禅居庵

禅居庵(ぜんきょあん)は、京都最古の禅寺 建仁寺の塔頭寺院。

禅居庵は非公開ですが、隣接する「日本三大摩利支天(まりしてん)」の一つでもある「摩利支天堂」は常時参拝可能です。

摩利支天とイノシシにお参りして、開運勝利を祈願しましょう!イノシシは、摩利支天のお使いと言われています。

ちょっと聞きなれない摩利支天とイノシシの関係とご利益をまとめました。

基本情報
建仁寺 禅居庵|摩利支天堂
所在地 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
TEL.075-561-5556
参拝時間 9:00~17:00
境内・摩利支天堂は参拝自由。禅居庵は非公開。
禅居庵 公式サイト

【1】日本三大摩利支天の一つ

・禅居庵は建仁寺の塔頭寺院

禅居庵は、鎌倉時代末期に元国から招かれた僧、大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょう ぜんし)を開基として、武将 小笠原貞宗が開いた建仁寺の塔頭寺院。

隣接して庵の鎮守、摩利支天堂があります。堂宇は元弘年間(1331年~1333年)に小笠原貞宗により創建されましたが、天文の兵火で焼失、天文16年(1547年)に織田信長の父である信秀が再建したと伝えられます。

その後、たびたび整備や大改修が行われ今日に至りますが、創建時代の禅宗様仏殿の遺構が残されており中世様式の貴重な建造物として、京都府の文化財に指定されています。

大鑑清拙正澄禅師(1274年~1339年)
中国福建省福州生まれ。月潭紹円禅師に就いて出家後、諸方で修行し、破庵派の愚極智慧禅師の法を嗣ぎます。嘉暦元年(1326年)禅師の名声を聞いた信徒が師を日本へ招請したと伝えられています。鎌倉時代末期に来日してからは北条氏の庇護を受け、南禅寺や建長寺ほか五山派寺院の住持を歴任。

小笠原貞宗(1292年~1347年)
鎌倉時代後期から室町時代前期の武将。信濃守護。禅宗に帰依。

塔頭(たっちゅう)とは
禅宗寺院。弟子が亡くなった祖師や門徒高僧の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院です。建仁寺では明治時代の廃仏毀釈により多くの塔頭が失われ、現在は14院が残るのみだそうです。

禅居庵
▲禅居庵側の案内

・禅居庵と摩利支天の関係は?

開山の大鑑清拙正澄禅師は、祖先より摩利支天を信仰。

日本から招請され渡航を思慮していた際に、尊天がイノシシの背に坐して現れ「共に日本へ行き、師を守護いたしましょう」とのお告げあったと縁起書に伝えられます。

来日後の禅師は、中国から共に渡航した摩利支尊天像をいつも近くに安置しながら住持の職を歴任。暦応2年(1339年)入滅の地となった禅居庵の庵摩利支天堂には、その摩利支尊天像が秘仏として700年近く祀られています。

「日本三大摩利支天」の一つとされます。

日本三大摩利支天
建仁寺 塔頭 禅居庵/京都
宝泉寺/金沢
徳大寺/東京上野

禅居庵 摩利支天堂
▲摩利支天堂の正門

【2】摩利支天とイノシシの関係

・摩利支天のご利益

摩利支天とは?
語源はサンスクリット語で、陽炎(かげろう)を意味するMarici(マリーチ)の音を漢字に写したもの。そのルーツは威光、陽炎を神格化した古代インドの女神マーリーチで創造神プラフマー(梵天)の子と言われています。

古来より開運勝利のご利益があると信仰されています。

陽炎は実体が無いので、捕らえられて傷つけられることも無い。そのため、我が国では戦場の護神として、戦国武将の間にこの摩利支天信仰が広がったと考えられるそうです。

楠木正成、毛利元就、立花道雪、山本勘助、前田利家らも摩利支天を信仰していたと伝えられています。

・イノシシは摩利支天の使徒

禅居庵の摩利支天像をはじめ、日本で祀られている像の多くが猪を眷属(けんぞく)として従えています。そのため、亥歳生まれの方の守り神としても信仰されています。

摩利支天は神格化された陽炎なので、本来は見えないものですが、「仏説摩利支天経」や「摩利支提婆華鬘経」に記されているイメージを参考にして尊像が作られたようです。猪の上に片足で立つ像や、猪五頭・七頭の上に坐す像があります。

古代インドや西アジアではイノシシの素早さが、智慧の迅速さや勇敢さを表わすとして、摩利支天の眷属として結びつけられたのかもしれないと言われています。

禅居庵 摩利支天堂
▲狛イノシシ
禅居庵 摩利支天堂 狛イノシシ
▲境内のあちらこちらにイノシシ

・可愛いイノシシのおみくじ

摩利支天堂の右隣の授与所には、御守り・おふだ・おみくじ・絵馬や護摩木など様々な授与品が用意されています。

やっぱりイチオシは、陶製の可愛いイノシシのおみくじですね!摩利支天の御使いであるイノシシがメッセージを運んできてくれます。

摩利支天堂に奉納するも良し。お部屋に飾って、摩利支天からのメッセージを忘れないようするのもおすすめです^^

禅居庵 摩利支天堂 イノシシおみくじ
▲イノシシおみくじ
 禅居庵 摩利支天堂
▲奉納されたイノシシおみくじ
禅居庵 摩利支天堂 絵馬
▲イノシシの絵馬
禅居庵 摩利支天堂
▲授与所の中の素敵な演出

【3】禅居庵 アクセス

参拝の正式ルートです。

正門から入るのがおすすめ! 建仁寺境内の禅居庵の入り口からも入れますが、授与所の横に出るのでちょっと微妙かも‥

・電車 最寄り駅

阪急京都線「河原町駅」1B出口から 正門まで 徒歩約10分
京阪本線「祇園四条駅」6番出口から 正門まで 徒歩約7分
京阪本線「清水五条駅」5番出口から 正門まで 徒歩約8分
※清水五条駅は、特急は停車しません。

・京都駅からはバス、タクシー

バス停「清水道」から 正門まで 徒歩約5分

★京都駅前バスターミナルのりば案内
[D1のりば] 洛バス100 清水寺祇園・銀閣寺行→「清水道」まで約14分
[D1のりば] 市バス110 祇園・平安神宮行→「清水道」まで約14分
[D2のりば] 市バス206 北大路バスターミナル行→「清水道」まで約17分

TAXI 所要時間 約9分/910円
総距離 約2.8km タクシー料金検索
※料金・所要時間は実際とは異なる可能性があります。

【4】近くの見どころ

禅居庵は非公開ですが、すぐ隣には風神雷神図や庭園で有名な建仁寺があります。

また、訪問の時期によっては他の塔頭寺院、両足院や霊源院(通常非公開)が特別公開中かもしれません。事前にチェックして、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?

関連記事です!

建仁寺 | アクセスと見どころ。双龍図、風神雷神図、庭園etc
建仁寺 両足院 | 半夏生の庭園と毘沙門天 [初夏の特別公開]
建仁寺 霊源院 | アジサイに似た甘茶の庭園 [春の特別公開]

徒歩圏内に、名所も多いのでふらふら散歩してみてくださいね。

・北門から出ると風情ある祇園の花見小路に出ます。
・京都の街並みを楽しみたい方は「花見小路、石塀小路、祇園白川」あたり。
・桜の季節ははずせない「円山公園」
・名所旧跡「八坂神社、知恩院、高台寺、清水寺」etc。
散歩好きなら「三十三間堂、智積院」もギリギリ徒歩圏内。
・華やかで楽しい観光地好きの方は「二寧坂、産寧坂」あたり。

ミィコ
初詣は何となく神社のイメージだけど、お寺もいいですね。日本三大摩利支天にお参りして、開運勝利に導いてもらいたいものです^^

※この記事は、禅居庵公式サイト等を参考に作成しました。

ABOUTこの記事をかいた人

猫好き管理人ミィコです。京都散策に役立つブログを目指して、スローペース更新中。基本的に市バス・電車で移動です。主に週末ふらふらしています。facebookでブログ更新お知らせ中!