東本願寺 | 見どころは、世界最大級の伝統木造建築「御影堂」

東本願寺

東本願寺は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)と阿弥陀如来をお祀りする寺院。

とにかく、お堂が大きいです!

浄土真宗は日本の仏教宗派の中で信者数NO.1の宗派。それを知ると、お堂のスケールの大きさにも納得ですね^^

場所は京都駅から徒歩圏内。境内から京都タワーも見えます。見どころと参拝ルートをご紹介します。

基本情報

東本願寺(正式名称・真宗本廟)
所在地 京都市下京区烏丸通七条上る
TEL.075-371-9181
境内無料
開門・閉門 3月~10月/5:50~17:30、11月~2月/6:20~16:30
東本願寺 公式サイト

西本願寺・東本願寺には、お守り・御朱印はありません。
念仏をとなえて阿弥陀如来を信じ続ける心が重要なので、ひとときの気休めにしかならない御守や御朱印は必要ないという考えです。

【1】東本願寺とは?

東本願寺と西本願寺は、もともとは1つの本願寺。親鸞聖人を尊敬する門徒たちが、親鸞の霊をお祀りするために建立した廟堂から始まった寺院です。

「阿弥陀如来の前では全ての命は等しく尊い」という思想は、鎌倉時代の多くの庶民に支持され急速に発展しました。

のちに為政者による過酷な排斥や、西と東に分かれるお家騒動もありましたが、苦難を乗り越え浄土真宗の教えを継承されています。

現在の東本願寺の正式名称は「真宗本廟(しんしゅう ほんびょう)」です。

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本願寺の歴史、親鸞と浄土真宗については下記記事をご覧ください。
西本願寺と東本願寺、二つに分かれた理由。親鸞の浄土真宗とは?

東本願寺 境内
▲東本願寺 境内
ミィコ

西と東に分かれても、それぞれ大きく存続しているとは、浄土真宗のパワーは凄いですね。

【2】東本願寺 見どころ

現在の伽藍は元治元年(1864年)蛤御門の変で焼失後、幕末から昭和にかけて順次再興されたものです。

一番の見どころは、メインのお堂「御影堂(ごえいどう)」のスケールの大きさ。

親鸞聖人の廟堂から発展した経緯から、親鸞聖人像が安置されている御影堂は、本堂(阿弥陀堂)よりも大きく造られています。

建築物以外では、ギャラリーの親鸞に関するパネル展示やビデオ上映も見どころ。

・御影堂門(重要文化財)

世界最大級の木造建築の山門(正面21m、側面13m、高さ27m)です。明治44年(1911年)の再建。

御影堂門の壁には繊細が彫刻があしらわれ、さりげなく豪華さが演出されています。

楼上には東本願寺の正式名称「真宗本廟」の額が掲げられ、釈迦如来・弥勒菩薩・阿難尊者の三尊像が安置されています(通常非公開)。

東本願寺
▲東本願寺 御影堂門
東本願寺 御影堂門
▲東本願寺 御影堂門

・御影堂(重要文化財)

御影堂は、世界最大級・日本国内最大の平面規模をもつ雄壮な伝統木造建築(正面76m、側面58m、高さ38m)。圧巻のスケールです。明治28年(1895年)再建。

堂内には親鸞聖人の御真影や歴代宗主の御影像が安置されています。

また、阿弥陀堂への渡り廊下には、明治時代の再建時に巨大な木材を運ぶために使われた毛綱やソリが展示されています。※毛綱:強度UPのために麻の中に髪の毛を撚り合わせた綱。

東本願寺 御影堂
▲東本願寺 御影堂
東本願寺 御影堂
▲東本願寺 御影堂
東本願寺 御影堂の廊下
▲東本願寺 御影堂の廊下

・阿弥陀堂(重要文化財)

阿弥陀堂は御影堂の南に並立し、サイズは御影堂より小さいです(正面52m、側面47m、高さ29m)。明治28年(1895年)の再建。

阿弥陀経の世界が表現された厳かな内陣は、天井から柱まで金色で荘厳され、阿弥陀如来の左右には、法然上人をはじめとする七高僧や聖徳太子の御影像が掛けられています。

東本願寺 阿弥陀堂
▲東本願寺 阿弥陀堂
東本願寺 境内
▲東本願寺 阿弥陀堂から手水屋形、御影堂門をのぞむ

・手水屋形(重要文化財)

入母屋造、本瓦葺の手水屋形。明治28年(1895年)再建。

場所は御影堂門と御影堂の間。手水屋形が重要文化財ですが、一番印象的なのは大きくてダイナミックな造形の龍の水口です^^

東本願寺 手水屋形
▲東本願寺 手水屋形
東本願寺 手水舎
▲東本願寺 手水舎の龍の水口

・ギャラリー、お買物広場

ギャラリー

境内の北にある「参拝接待所」の西隣。
宗祖・親鸞の歩みなどのパネル展示やビデオ上映もあり、渡り廊下で御影堂・阿弥陀堂へも行けます。今回参拝した日は、親鸞聖人の生涯を描いた30分アニメが上映されていました。

総合案内所・お買物広場

御影堂門を入って南側(左)にあります。
親鸞聖人や浄土真宗、宗教に関する書籍が充実。念珠や線香などの仏具、東本願寺オリジナル記念品、お菓子なども販売されています。

東本願寺 京都タワー
▲東本願寺から見える京都タワー
ミィコ

とにかく御影堂は大きいです。一見の価値ありです!

【3】おすすめ参拝コース

ギャラリーも見学する場合の時短おすすめコースです。

  1. 御影堂門
    楼上は通常非公開。特別公開の時のみ参拝可能です。
  2. 手水屋形
    手を清めます。
    境内左(南)の阿弥陀堂に向かいます。
  3. 阿弥陀堂
    靴を脱ぎ、備付のビニール袋に入れて参拝します。
    渡り廊下で隣の御影堂へ。途中に毛綱などの展示があります。
  4. 御影堂
    参拝します。
    御影堂の北の渡り廊下から、ぐるっと奥に進みギャラリーに向かいます。
  5. ギャラリー
    展示やビデオを見て、参拝接待所の入口で靴を履いて帰ります。
ミィコ

ギャラリー・お買物広場は、親鸞や浄土真宗に興味をもった人におすすめです。

【4】東本願寺 アクセス

最寄り駅は京都駅。

・京都駅から

京都駅中央口を出ると正面に京都タワーが見えます。京都タワーの右、烏丸通りを北へ直進すると東本願寺があります。

  • 東本願寺 御影堂門は、京都駅中央口から徒歩約8分。
ミィコ

東本願寺の境内から、京都タワーがよく見えます。

※この記事の史実に関する記載は、東本願寺公式サイト、パンフレット、駒札、Wikipedia、コトバンク等を参考に作成しました。